DVモラから生還と人生立直しブログ

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私のDVモラハラ体験とその後の生活立直しブログです

DVモラ夫に育てられた子供

DVモラ夫にはたくさんの子供がいる。

DVモラの特徴である「自分の城」を作る行為なのかもしれない。

 

その中には…

「もう絶対に現れないでくれ」

「連絡をしないでくれ」

という子供もいる。

 

自分たちは立派に大人になって社会人として生きている。

自分の家族もあるだろう。

そこに元ヤクザの無職DVモラ夫が「父です」と現れたら、

それは大迷惑な話だ。

 

前置きが長くなってしまったが、

私がDVモラ夫と結婚前に同居していた時、1人だけ息子が同居していた。

その子はDVモラ夫が一番長く一緒にいる子供だ。

私はその子に2回暴力を振るわれた。

1回目はDVモラ夫はスルーしたが、

2回目の時は「あのガキ、調子に乗りやがってヽ(`Д´)ノ」と警察に行った。

捕まることはなかった…というかできなかった。

なぜなら彼は「障害者手帳」を持つ、精神的な病と認定されているから。

逮捕したところで起訴も何もできない…逮捕するのも難しい…という判断だった。

 

その子はDVモラ夫のコピー作品といっても過言ではない。

学校にろくにいかず、悪いことばかり…少年院にも行っている。

 

暴力を振るうときの目はDVモラ夫にそっくりだった。

 

そんなヤンチャBOY…

DVモラ夫が逮捕され、家に2人で残されてしまったときのこと。

じっくり話す機会を得た。

 

まず彼は「自分は母親に捨てられた」と言った。

彼の母親は内縁の妻。

DVモラ夫が逮捕されたときに子供を置いて家中のお金になるものを持って逃げた。

 

彼は「内縁の妻の子」ということが気になっていたようで私に

「オレ…親父に似ていますか?」と聞いてきた。

 

暴力振るうときの目は同じだよ…

と答えると彼は少し悲しそうに笑った。

 

彼は少年院に入るときに障害があることが発覚した…と言った。

少年院を出て一時期ある職人として数年働いたそうだが、

物事を覚えることができなくて仕事が続かない…と悩んでいた。

今は何もする気が起きなくて…。

でもこのままじゃいけないとは思っている。

友達にも「親父がヤクザなんだからお前も暴力とかそういうの気をつけろよ」と

言われている。

良い友達は持っているらしい。

 

話を聞くには発達障害のどれかではないかと推察されるが、

その治療やカウンセリングはまったく受けていない。

 

DVモラ夫を見て育ち、DVモラ夫がヤクザの時には何度も警察から

助けてやった=見逃してもらった

ことはたくさんあったようだ。

DVモラ夫は家で日本刀を振り回して暴れることもあったらしい。

 

とにかく金はある、親父に言えば警察も怖くない、親父の言うことを聞いていれば

可愛がってもらえる。

そして外では好き勝手、悪いことに手を染めて、他人を傷つけてきた。

 

そんな彼も大人になり、人知れず自分のことで悩むことになってしまった。

でもどうしたらいいのかわからない。

自分の意思を貫きたいときは「暴力」でしか訴えることが出来ない子になっていた。

 

でも…DVモラ夫が逮捕される半年前くらいから

友達に相談して仕事を紹介してもらおうとしていた。

自立しようと懸命にもがいていたように感じられた。

 

2人で話す機会はDVモラ夫がいた時より、すごく増えて、

世間話やDVモラ夫の話、色々な話ができた。

2人でいる間に彼が私に暴力を振るうことはなかった。

DVモラ夫から「ミライと仲良くやれよ」と言われていたからだ。

 

普通に話すときの彼ははっきり言って「イイ子」だ。

見た目はイケメンだし…ちょっと背丈は小さいけど(笑)。

DVモラ夫が育てたせいで、子に罪はないのに

可哀そうなことになっていると感じた。

 

友達と働くことになった彼の引越しは、私が手伝った。

引越しをどうするのか聞いたら、手立てがない…ということだったから。

同じ県内だけど、車で数時間かかるところに彼を送っていった。

とりあえず友達と住むらしい。

迎えに出てきた友達は、しっかりご挨拶のできる爽やか青年。

久しぶりに会うのかちょっとじゃれ合ってい彼を見て、少し安心した。

 

仕事は日払いしてくれるらしいが、彼はDVモラ夫にお金をもらっていなかったので

手持ちのお金がなかった。

私は心配だったので1万円を渡しておいた。

「必ず返します」と言った彼の気持ちは嬉しかった。

 

彼に会ったのはそれが最後だった。

その後、彼はどうしているのか、私は知らない。